拝啓 2年ぶりの「性教育フォーラム」の案内になりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。愛知・思春期研究会は、親密な協力関係にある愛知県私学性教育研究会と共同で全国最大規模となる「高校生の性に関する調査」を今年度実施すべく2年前から準備を進めてきました。時間的にも経済的にも大きな負担が必要なため、皆様が参加してくださった性教育フォーラムを泣く泣く2年間休止し、予算計上や設問項目の検討などをしておりました。この度、その実施のめどが立ちましたので、そのアンケートに込めた思いなどもお伝えしたくここに案内を差し上げます。今年度は「性教育フォーラム」を11月20日(水)にイーブルなごやにて開催します。会場のホールでは午前の部で愛知・思春期研究会共同代表で咲江レディスクリニックの院長である丹羽咲江氏の講演を行い、午後の部では、痴漢抑止活動センターの代表理事である松永弥生氏の講演を行います。詳細は以下のプログラムと添付のチラシにあります。午前と午後の2部制ですがどちらか片方だけの参加でも大丈夫です。ご多忙の中大変恐縮に存じますが、是非皆様の周囲の方々もお誘い頂きご参加頂ければ幸いです。スタッフ一同お会いできることを楽しみに準備を進めていきます。
プログラム
10時:開場
10時~12時:丹羽咲江氏講演「性のアンケート新設項目に込めた思い」
12時~13時:休憩
13時~15時:松永弥生氏講演「どうつくる?安心な通学電車」
講演内容
・午前の部:「性のアンケート新設項目に込めた思い」
講師:丹羽咲江氏
内容:高校生の性に関する調査を実施するにあたり、支援者として知っておきたい「結婚出産の適齢期と妊娠するため、しないために必要な知識」「男性膣内射精不全症候群とマスターベーション」「ピルの避妊以外の有効な使い方」「自傷行為と処方薬」などの現状について臨床現場から報告します。
・午後の部「どうつくる?安心な通学電車」
講師:松永弥生氏
内容:松永さんは、2015年8月にSNSに投稿された「私は泣き寝入りしません」のカードとそれまでの経緯を読み、考案者母娘にこの思いを缶バッジにすることを提案し、「痴漢抑止バッジプロジェクト」を企画立案しました。クラウドファンディング×クラウドソーシングを活用して活動資金とデザインを募ったところ多くの共感を呼び、メディアからも注目が集まり、プロジェクトを継続するために痴漢抑止センターを立ち上げました。今回は、痴漢犯罪の現状やその対策、これからの社会に向けての挑戦、痴漢バッジについてのお話しを伺います。
出欠確認については、メールを送っていただくか、FAX、郵送、TELでも承っています。資料の準備のため、申し込み・キャンセルの期限は、11月15日(金)までにお願いします。
日時:令和元年11月20日(水) 10時~15時
場所:イーブルなごや(名古屋市中区大井町7番25号・3Fホール)
最寄駅:地下鉄名城線「東別院」駅1番出口より徒歩約3分
敬具
愛知・思春期研究会事務局(咲江レディスクリニック内)
Tel 052-757-0222
Fax 052-757-8503
E-mail aishiken@gmail.com